「副腎疲労症候群の治療」を行っています。この外来は完全予約制で、自費の診療です。お電話にてお問い合わせの上、ご予約をお願いします。相談、セカンドオピニオンのみでも結構です。
ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
まずはストレス要因を問診や検査にて十分に検討します。
ストレスは、仕事や人間関係などの心身のストレスばかりでなく、アンバランスな栄養状態、腸内環境不全(カンジダ腸炎)や遅延型食物アレルギー、有害な重金属・化学合成物質体の蓄積などによる慢性炎症、それに伴う細胞ダメージを含めて考慮する必要があります。それらの慢性被労の根本原因を診断し、以前の元気な生活を取り戻せるようにストレス要因により個別化した治療を行います。
■原因
副腎ホルモン(特にコルチゾール)はストレスがかかると分泌され、ストレスに対する抵抗力や回復力を増加させることから「ストレスホルモン」とよばれ、これにより私たちの身体は日々のストレスから守られています。
このストレスが一定以上の量や期間を超えてかかると、大量のコルチゾールを分泌することで副腎が疲れてしまい、最終的にはコルチゾールを分泌することができなくなり、ストレスが直接身体に障害を与えることになります。
これが副腎疲労症候群の原因です。
初期の副腎疲労症候群を見抜くことが重要ですが、残念ながら一般病院の検査では副腎機能がかなり低下し、クッシング病(副腎機能低下症)を発症するような状態になるまで、副腎疲労状態を判断する事ができないのが現状です。
■症状
●ストレスから守るホルモンが分泌できなくなって起きる症状
●抗ストレスホルモン
(コルチゾール)の分泌量
抗ストレスホルモン(コルチゾール)は、朝8時頃に最も多く分泌され、夕方以降は減少します。
これをホルモンの日内変動と言います。
ストレスで副腎が疲れていて、グラフ(黄色)の様にホルモンの分泌が悪くなると、朝起きれなくなったり、起床時から疲れていたりという副腎疲労症候群の症状が見られるようになります。
下記のようなバイオロジカル検査で根本的な原因を調べ、以下に示すような根本的な治療を行うことで、慢性的な症状の改善をはかります。
■検査
●症状や検査データから、必要な治療を選択し、
優先順位を決定ます。
食事療法や、生活習慣の見直し、心身のリラクゼーションなどが基本的に重要ですが、病的な状態では不足しているビタミン、ミネラル、酵素、ハーブ、抗酸化物質、解毒栄養成分、プロバイオ(腸内良性菌)などを十分に補充することが必要になります。
■基本的な治療
心と身体の不調、症状の改善 / 自律神経検査