口腔ケアからの病気予防
健康診断、人間ドックなどの定期健診が推奨されている日本は、他国に比べてこの点は健康意識が高めと聞いています。歯科検診の定期化が推進されているニュースもありました。
口腔ケア、なんとなく日常的には行っていることがほとんど。
つまりは口腔内を清潔に保つ、ことを日々習慣にしているかと思います。
歯磨き、ブラッシング、に加えて、虫歯予防、歯周病、口臭予防などの目的で様々な口腔ケア商品を利用している方、多いのでは?
口腔内を清潔に細菌が増殖することを防ぐケアは、食欲にも影響がありますし、ひいては全身の感染症予防にもつながります。食べ物をよく咀嚼していただくことは消化を助けるのみならず、唾液の分泌も促しますので、細菌が舌や歯、粘膜に付着して増殖することを防ぐことにつながります。
口腔内の自浄作用をうまく活用できる、ということですね。
口腔ケア商品は身近で手軽に手に入ります。種類も多く、様々な工夫も見られて選ぶのに困るほど。それらの商品の多くにセチルビリジニウム塩化物水和物(CPC)が含まれています。それが実は新型コロナウイルスのウイルスを不活性化するという研究結果が熊本大学と大正製薬の共同研究により発表されています。(下記リンク参照)
口腔ケアに抜かりない方々、知らぬ間にコロナ対策をしていたんだ、となりますね。
手洗い、うがい、マスク着用は日本では習慣化されてきています。
これから乾燥する季節を迎えます。コロナに限らず、ウイルスは乾燥が大好き。人込みに出かけるときは飴をなめる(糖質には要注意ですが)、うがいの際は水だけでなくうがい薬を使う、口臭予防の液体リンスを活用するなど、ちょっと加えてみるとよりよい効果をもたらしてくれることになりそうです。
栄養コンサルタント 渡部
参照記事:
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei/20211025 02_202110251017.pdf (nikkei.co.jp)
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