在宅で行える睡眠脳波検査

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自宅で簡便に行える
医療レベルの正確な睡眠検査

S`UIMIN の「InSomnograf(インソムノグラフ)」

<ご自宅で頭部に電極を貼って睡眠脳波を計測します>

当院では、自宅で手軽にできる精密な睡眠検査を行っております。
S`UIMINの「InSomnograf(インソムノグラフ)」は、これまで病院でしか行えなかった「脳波分析を用いた正確な睡眠検査」を、さらに改善し自宅でも簡便に行えるようにしました。

 

「InSomnograf」は、普段の睡眠状態を測れる睡眠検査です。
いつもの環境・いつもの寝具で睡眠の質を客観的なデータを基に判断することができます。

 

  • ※これまでの病院での標準的な検査は終夜ポリグラフ(PSG)検査でしたが、受診にはハードルがあり、検査も入院して多数の電極やセンサーを頭や顔、身体につけることが必要で、自然な睡眠を計測できないという問題がありました。
  • ※また、身体の動きから睡眠を”推定”する活動量計(腕時計型、リング型など)などによる測定と異なり、頭部のセンサー(脳波)によって睡眠の質を詳細に調べることができます。
  • ※同時に血中酸素飽和度も測定し、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングも可能です。

~こんな方におすすめ~

「睡眠に問題を感じている」という方から、「自分の睡眠を詳しく知りたい」「より良い睡眠をとりたい」という方まで、幅広いニーズにお答えする睡眠検査です。

 

人間は、人生の約1/3を眠りにあて、健康に生きるために良い睡眠は非常に重要ですが、日本では睡眠障害に悩まれる方が1000万人以上いるとの報告があります。

 

InSomnograf睡眠検査で、2021年秋に首都圏の施設を通じて100名の睡眠を検査したところ、中程度以上の睡眠トラブルのリスクが認められるC・D評価が、計43%を占めました。

 

また、C・D評価の方のうち約3割は、ご自身の睡眠に大きな問題があると思っていませんでした。

 

近年の医科学研究で、睡眠の悪化がさまざまな健康問題と関係することが分かってきています。睡眠障害への不安がある方や、理由が不明な体調不良のある方は、健康な生活を送るために、睡眠状態を一度正確にチェックしてみることをお勧め致します。

「眠れない」の放置で
メタボ・うつ・認知症が加速

睡眠の改善によって、

  • *集中力を取り戻す
  • *イライラの軽減
  • *免疫力の向上
  • *疲れにくくなる
  • *ダイエットの成功
  • *うつのリスク軽減
  • *認知症の対策
    などの効果を期待することができます。

~S`UIMINの「InSomnograf(インソムノグラフ)」睡眠検査でわかること~

 

  • ●睡眠の質が詳しく分かる
    脳波を測定するからこそ、詳細な睡眠状態が分かります。
  • ●睡眠障害のリスクが分かる
    リスクが顕著な場合は医療機関の受診を勧め、対応可能な睡眠外来の情報も提供します。
    【対象となる睡眠障害】
    睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、概日リズム睡眠障害、レム睡眠行動障害、不眠症、睡眠不足症候群など
  • ●「眠れない」が客観的に分かる
    布団の中で眠れずにいた時間の長さは、思いのほか、自分の感覚と異なるものです。睡眠検査は、「眠れない」の深刻さだけでなく、自分の感覚の正しさを確かめる機会にもなります。
  • ●睡眠時間や生活リズムが分かる
    睡眠不足や不規則生活の有無や、その睡眠の質への影響等を評価します。
  • ●睡眠を良くする方法が分かる
    睡眠の専門家が、あなたの詳しい睡眠の状態とアンケートの回答を踏まえ、睡眠を向上させるためのアドバイスを提供します。

~詳しい睡眠評価レポートが届きます~

 

睡眠評価レポートでは、「睡眠の総合評価」や「おもな睡眠指標」「睡眠トラブルのリスク評価」「睡眠アドバイス」、脳波を測定して得られた「睡眠経過図」などをお伝えします。

 

一人一人の睡眠に関する詳細な情報を様々な観点からお伝えし、「睡眠の状態に問題を感じている」「睡眠トラブルをスクリーニングしたい」「自分の睡眠を詳しく知りたい」「より良い睡眠をとりたい」などの思いに応えます。

参考:睡眠評価レポートの概要 |睡眠の質を脳波で調べる
https://www.suimin.co.jp/column/report_00

~同じ「よく眠れない」でも、睡眠状態は様々です~

 

睡眠時の脳波を測定することにより、自覚することが難しい「睡眠の深さ」や「睡眠トラブルの兆候」などを詳細に把握することができます。

同じ「よく眠れない」と感じている場合でも、その実態はさまざまです。

正確に睡眠の「質」がわかるからこそ、一人一人に最も適した改善策に取り組むことができるのです。

 

WK=覚醒、REM=レム睡眠、N1=ノンレム睡眠(浅)、N2=ノンレム睡眠(中)、N3=ノンレム睡眠(深)

 

睡眠経過図:「よく眠れない」と訴える人の問題の内容や要因はさまざまです。

~検査機器の装着の仕方~

InSomnografでは、額に1枚、左右の耳の後ろに1枚ずつ、計3枚のシール電極をご自身で貼って頂くだけで、高精度に脳波を測定することができますので、ご自宅で自然な睡眠を正確に計測することができます。

 

InSomnografの脳波測定デバイスは、電源スイッチとボタン一つだけで操作でき、音声ガイダンスがついているので、どなたでも簡単に脳波を測定できます。

 

起床後に測定を止めて充電を開始すると、脳波データが自動的にクラウドサーバーへ転送され、スマートフォンやPCで速報結果を確認することができます。

~検査手続きの流れ~

 

~睡眠検査費用~

5日間(詳細)検査の場合 2万5千円(税込)
2日間(簡易)検査の場合 1万8千円(税込)

利用者の声

  • *『寝付きと寝起きが悪く、自分の睡眠の質になにか問題があるのではないかと心配になり、睡眠計測サービスを利用しました。』
  • *『検査を受けると、睡眠の質がとても詳しく分かりました。』
  • *『体内時計が後ろ倒しになっていて、その結果入眠が遅れているが、眠れている時間の睡眠の質は良い」と丁寧な説明もありました。』
  • *『体内時計を調節するための具体的な睡眠改善アドバイスがあり、しばらくの間続けてみると寝付きが良くなり、朝もスッキリ起きられるようになりました。』

 

その他の利用者の声(下記参照)
「私の睡眠の、○○が分かった!」
~睡眠検査をご利用いただいた方の声~
https://www.suimin.co.jp/column/voice_00

 

  • ※S’UIMINと睡眠計測サービスの研究母体
    筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
  • ※S’UIMIN睡眠計測検査を研究開発された柳沢正史先生の略歴
    筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)の機構長であり、
    睡眠研究の世界的な第一人者です。

    睡眠覚醒を司るオレキシンを発見(ナルコレプシー【過眠症】の病態を解明)して以来、20年以上にわたり睡眠研究に取り組んできました。

    • (受賞歴)
    • 2016年 紫綬紋章
    • 2018年 朝日賞(朝日新聞文化財団)
    • 2019年 文化功労者
    • 2022年 2023ブレークスルー賞 生命科学部門