「ケトン食ダイエット」・「ケトン食は究極のダイエット」など、　　　　　　　　耳にする機会、増えてきていませんか？

 

＜ケトン食＞　＝　タンパク質　＋　脂質　

を中心とした食事を意味します。

 

ケトンとはケトン体のこと。

ケトン体はブドウ糖の替わりに身体の中でエネルギー源となります。

ケトン体は肝臓で合成されるのですが、体内にブドウ糖が十分にある状態ですと　　　　　　　　　　　　　　合成されにくいようです。

 

脳のエネルギー源は

「ブドウ糖」と、この「ケトン体」の2種のみ！

糖質制限食などで体内にブドウ糖が少ない状態になるとケトン体が脳のエネルギー源として使われる、だけでなく、体内の多くの臓器に運ばれて身体のエネルギー源として使われます。体に蓄積された脂肪が燃焼してケトン体に変われば「ダイエット」にも役立ちます。これを利用したダイエット法が「ケトン体ダイエット」、「ケトジェニックダイエット」と呼ばれているものです。　　　

（※当院ではケトジェニックダイエット外来もございます）

 

 

「ダイエット」方法はいろいろ・・・

糖質制限食については賛否両論あることは承知していますが、人はケトン体があれば生きていけるといえます。そもそも人類の長い歴史を振り返ると、人は何を食べて生きてきたか、食習慣や食を取り巻く環境の変化に伴って、人はどんな病に悩まされてきたか、その歴史が何よりも雄弁に教えてくれています。

 

現代を生きる私たちには要らないものを取りすぎる傾向がありますね。

目の前にあるその食べ物、「本当に身体のために必要か？」考えてたべてますか？

答えはともかく、ちょっとだけ考えてから食べることを習慣にしてみること、なども身体がケトン体をうまく利用できるようになるために大事なダイエットになることかもしれません。

栄養はついつい足し算で考えがちですが、実は引き算が重要！だったりしますね。

ケトジェニックダイエット外来👉

 

栄養コンサルタント　渡部